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CG carnival 2006

[CG carnival 2006]というものを見に行ってきた。有給を取ってわざわざ東京まで。

このイベント自体はFlashで有名な作家の人が舞台上に座ってなんか適当に喋るというものなんだけど、この東京写真美術館のB1〜3Fまでを貸しきって幾つかの作品が展示されていた。

見て回ってみたけど、一枚絵のCGって展示されていても良く分からない。なんか金属っぽいものが幾何学的に配置されていたり、人型の物が色々と配置されていたり・・・。そのCGの隣には受賞理由なんかも書いてあったりするんだけど、それを読んでも「ん〜・・・へー?」くらいの感想かな。



逆に実際に触れられる作品はやっぱり楽しいよね。町の夜の写真が映されていて触った個所だけ昼になる絵とか、Suicaカードをかざすと過去の乗車駅データから画像が作成されたりとか、PC用のMP3プレーヤーなんかのI/Fについて考えられたものとか。

中には「だから何なの?」っていうものや「ここにあるだけなら問題ないけど選択項目の種別がもっと増えるとどうしようもなくなるんじゃ…」っていうものもあったけど、どういう意図でその作品を考えたのか、今あるものよりもこうした方が良いよ、もしくはこういう切り口もあるよと色々と提案されていて「あーみんな色々考えてるんだなあ」と思わされた。

他にも動く床のタイルがあって、これにバーチャルな眼鏡を付ければ仮想的にどこまでも散歩ができる空間が作成できますよっていう作品があったり。おおスゲーとか思った。



でも2F(ゲーム関係)に行くと、普通に売っているゲームについて「最優秀賞」とか「技術賞」とか展示してあってかなり幻滅した。なんやねん「最優秀賞:任天Dogs」って。そりゃあ凄いのかもしれんけど商業ベースの物をこんなところで表彰しなくても良いんじゃないの?

他にも普通に売ってる漫画が置いてあったり。つまんね。どうもこの「文化庁メディア芸術祭」というものは一般公募のみではないらしい。でも企業がここで賞を貰ってメリットって大きいのかなあ。かなり疑問なんだけど。



作品を見に来ている客層は10代後半〜20代前半ってところだった。暇だし、なんとなく来てみたけどよくわからないやって人が半分くらいだろうか。あとはFlashなり映像なりゲームなり、何か作ることに興味のありそうな人達かな。金髪の兄ちゃんが真剣にメモを取りながら各作品を見て回っていたのが印象的だった。自分の作品に生かそうと思っているんだろうか。あと、たまに老夫婦がいたりリーマンがいたりとか。自分もリーマンだけどね。