スズメバチの巣の撤去作業
体調不良で寝ているところを朝の早くから起こされて、スズメバチの巣の撤去をさせられた。
いつの頃からか屋根の一番高いところに作られていたらしく、今の時期なら蜂がいないだろうから今のうちに、とのこと。
しぶしぶ屋根に登る。この家の屋根には何本かアンテナ線が這っているためにそれを避けつつ登っていくのがちょっと恐い。それになんだか瓦も不安定なような……?
まあそんなこんなでスズメバチの巣に到着。蜂の姿は見えない……とはいえ大変恐い。もし既に蜂が入っていたらと思うと……(´Д`l|lこの屋根から走って逃げるのは無理だろう。
とりあえず様子を伺うために恐る恐るゴキジェットで攻撃してみる。
シューッ
風に煽られてゴキジェットが巣まで届かない(ノД`、)風下へ流されていってしまう。
仕方がないのでもっと近づいて吹き付ける――――がやっぱり届かず。
結局ゴキジェットが届く距離まで近づくと、巣から30cm程度の所まで行かねばならずあまり意味のない結果となってしまった。
まあまあしかしこれでスズメバチがいないこともわかったことだし、本格的に撤去作業に入ることにする。
で、とりあえず巣を蹴ることでまるごと巣を取り外してしまおうと思ったのだが。
蹴ってみてびっくり。なんとスズメバチの巣ってすごい脆いものだったんだね(゚Д゚)感覚的にはスナック菓子のような感じ。軽い材質のものが何層にも重なっていて、多分中は暖かいんだと思う。
スズメバチの巣を触るのって初めてだからなあ……もっと固くて重いものだと思っていた。なんというか、もっとヒョウタンっぽい感じかなと。
想定外に巣が軽くて脆いため、蹴っても蹴ってもバラバラになるだけでなかなか撤去作業が進まない。しかも屋根の裏側にあるため、体勢にも問題があるし。
しかしスズメバチの巣も中にミツバチの巣のような六角形の棚のようなものがあるのか。果たしてここに蜜は集められているんだろうか。スズメバチが花に集まるところは見たことがないし、蜜はないのかな。棚の数も少ないし、全部蜂の子が入るところなんだろうか。
などと思いながら場所を変えながら巣の撤去作業をすすめる。バラバラになった巣が風に煽られて服の隙間に入ってきてちょっとめんどくさい。
しかしまあなんとか撤去完了。やれやれ……と思って屋根の裏を覗いてみると、丁度反対側にも同じような巣があった形跡が(´Д`l|lどうやらいつもここに巣が作られては人間によって撤去される、という歴史が繰り返されてきたようだ。
多分しばらくしたらまた巣が作られて、冬になったら撤去して……ってなるんだろうなあ。